熱い熱い3位決定戦の余韻が残るスタジオ
あわただしくスタッフさんが準備に動く中、
AspのDiscordでは、決戦まで1時間を切って、要塞戦MAPに入場したメンバーから
「南陣!!南陣!!」という速報が飛び込んできました。
職構成とCPで劣っているのだから、南陣は勝利条件に最低限譲れない。
第一関門突破は突破
スタジオでDiscordなどのセッティングしながら考えていた事があります。

準決勝の内容をに見た各血盟のPvPの当たりの強さとバフ塔回りの意識の高さ

準決勝①
PvP Asp60 Nero40
バフ塔 Asp65 Nero35

準決勝②
PvP Ave70 くれが30
バフ塔 Ave65 くれが35

3位決定戦
PvP Nero55 くれが45
バフ塔 Nero40 くれが60

個人的な採点するとこんな感じ
Neroとくれがを物差しにすると
AspとAveだと Aveがやや優勢にみていました。
真正面からやりあえば互角かやや押されるという事。
どこかで違いを出さなければ勝てない。

Aveは各PT メンバーで役割がはっきり分かれている
というか、Aspと基本的に同型なんですよね。
両サイドでライン戦をして、10人以上の一団で聖物刻印をさせない形
テンプル盟主を生かして刻印秒数リードでプレッシャーを与え、主力はバフ塔の攻防で有利に立ち、2バフ獲得後一気に制圧して20秒刻印を決める。

というようなイメージをしていましたが、Aspもここまで勝ち上がってきた形を変える選択はしませんでした。 分が悪いと考える場合、くれがのように出入りの激しい乱戦に持ち込むのがセオリーであり、経験値の低いAveがやりやすいライン戦に付き合う必要は無いのでは?とも思いましたが、Aspが一番怖いのは、10-15人程度で聖物を仕掛けられ、確定カットスキルの少ないAsp側が、ツクヨミさんの硬さの前に止めきれずに負ける事でした。
全鯖1.2を争うスペックを持っているツクヨミさんでも、1対3ならなんとかできるのが、リネレボのPvPダメージバランス。
→実際は3・4人で囲んでもなかなか死にませんでしたが・・・
お互いの本隊はライン戦で削りあい 双方のテンプル盟主が秒数を稼ぎ、バフ塔の取り合いでワンチャンスを得る。
Aveが慣れている形といえども、このほうがマシだろうなという結論です。


1試合目 要塞戦開始
開幕からおおよそ想定通りの展開
ほぼ互角のライン戦
確定カットスキル持ちの人数差で出る、バフ塔回りの劣勢
やはりAveは強い
だが、AspのDiscordには余裕とまでは言いませんが、刻印秒数リードを取られても劣勢と感じるメンバーはいなかったと思います。

「想定通り強いけど、RageEdgeに比べれば なんとかなる!」

ここにきて昨夜のボロ負けがメンバーの心の支えとなります。
しかし開始8分過ぎ 早々に2バフを取られてしまいます。
まだリスポン時間が早い時間帯なので、全員防衛などはせずに進めますが、
長い時間刻印を決められ累積刻印秒数は逆転してしまいます。
※残り3秒までいったのもありました。実は結構ギリギリだったw
東側のライン戦戦力を下げると守りは容易ですが、東通路の敵部隊ラインが自陣近くまでくるとチェックメイトになるので、リスクを冒してでも、全軍防衛はNGだと思ってます。

その後双方ライン戦・5秒刻印・バフ塔取り合いが終始続き、
視聴者にはとても単調な試合展開になっていきます。
やってるほうは必死のパッチなんですけどね^^;
Ave相手に自バフ取りきるって結構大変なんですよ。
自バフ刻印と敵バフ刻印の時間をわざと合わせて 
相手が自バフに戦力を割くようにしたり、
また、聖物刻印開始と自バフ刻印残り10秒を合わせて聖物側に意識を向けさせるなど
分かりにくい細かな工夫が実はあったりします。

Aveリードで迎えた残り10分
Aveの攻め気配が少しづつ失われていくのを感じます。
特にAsp聖物刻印に人数を割く事がほぼなくなり、ツクヨミさん単独での刻印ばかりになり、
とにかく2バフを取らせない+シレンに5秒以上の刻印をさせないようディフェンシブになっていってると感じました。
これがAspに残されたチャンスの芽でした。

勝利が目前に迫ってくると、点を取るよりも、点を取らせないと思考が働いてしまいます。
しかしリネレボは守るのはとても難しいゲームです。

ave 1R pvp

5分毎+2バフ部分ピックアップのPvP KD推移
後半になるにつれてKDが埋まっていってますね。
双方戦力配分は変わりませんが、受け気味になるとKDは悪くなります。

残り時間3:24 1バフづつ分け合い
実質最後のバフ塔更新が終わります。
これまで通り取り合った双方は東西のラインに分かれますが、
Ave側はあきらかにラインが下がり、防御門あたりまで引きました。
※公式動画 残り3:15くらい
「チャンスがきた」
3:15シレン「分散せず合流しよう」
ガヤ芸人 「せやせや」
3:10むすびと「集まるなら北(西側通路の事)」
JA糞「人数勝ってるよー(適当)」
3:05 突撃開始

ーーーーーーー操作に必死でVC無音ーーーーーーーーーー

2:50 JA糞「いい感じ いい感じ!!」
2:45 腹筋氏「中はいるぞーー!!」
2:33 JAC神「聖物回りいくよー!」
2:22 聖物刻印開始
1:50 聖物刻印完了
一同:「よっしゃあああああああーー!!!!」

ave 1R

指示が出てから全軍凸まで約10秒
このスピード感がAsp最大の長所なのかもしれませんね。
Aveも東通路防衛がフォローに来るのですが、その前に西側防衛隊が半壊していたので人数差で飲み込まれていますね。
この時間帯のリスポン時間は約50秒
27分間拮抗した戦いの中でリードを得てきたのに、たった1分でひっくり返る。
要塞戦の奥深さと、勝ちが見えた時の心理面、失う物は何もない追いかける側の思い切りの良さ
色んなものがこの90秒につまっていました。
Ave側からすれば一瞬でラッシュ決められて 立て直す前に終わってしまった。
勝利目前だったのにまさかの敗戦だったのではないでしょうか。
一度も負けた事が無いでしょうから、そのダメージは大きかったのではと思います。

1戦目が終わり 2戦目は20分後に開始されます。
時間も無いので、これまで通りで、話に出たのは1戦目で劣勢だったバフ塔回りの修正くらいでしたかねぇ。
もうメンバー一同 イケイケの雰囲気でしたw

第2R開始
直前に運営から出された陣地入れ替えルール変更をつっぱねておいて本当に良かった(笑)
不利背負おうのはCPと職構成だけで勘弁してくださいやで。。。

第2Rも第1Rと基本的な展開は同じ
ただ、1Rと違い、Aspが刻印時間を大きくリードする展開となりました。

私の考えるテンプル盟主活用
①開始~12分 とにかくつっこんで刻印秒数を稼ぐ
リスポン時間短いので5秒でもいい
味方と連動できた時は5秒以上も当然できます
自バフ・敵バフの刻印時間と重ねれるときは重ねて 敵の意識を分散させる
②12分~18分
リスポン時間が25秒を超えてくるので、相手の防衛の枚数見ながら
PvP互角以上見込めるならPvPしながら 不利なら5秒刻印でOK
刻印時間が十分なリードできているなら、5秒刻印よりも相手の防衛を釣り続ける+相手のリスポン者のそばを通過して釣れる人数を増やす 結果死んでもOK
③18分以降~
釣りがメイン 相手が防衛枚数減らしてきたら味方の応援呼んで聖物を脅かす
10秒以上の刻印を度々されると相手の防衛はまた増える
刻印時間がリードしてるならまた釣りながらチャンス待ちでOK

即時復活は25分以降用に1枚は必ずおいておく
それまではピンチの時か2バフでチャンスの時に使う

こんなイメージですね。
一人ではできる事が限られます。いかに味方の動きと連動するかで値打ちが変わると思います。

1RはAve2バフ時に大きく刻印時間を稼がれてしまいました。
Nero戦は相手防衛が2PTと手厚い 
色んなケースがありますが、テンプル盟主ソロ行動時一番いやなのは、パラディン含む3人程度の防衛で対処される事です。

本線に話を戻し、1Rと違って士気MAXのAspは中盤からバフ塔争奪PvPで1Rよりも改善し、攻防を繰り返します。累積刻印時間が負けている側が残り10分を切ると当然焦り、どこかで仕掛けるしかなくなります。
試合時間残り7:22 私が敵陣で殺されたのを機に、Ave陣が東通路から一気に押し上げてきました。一団まとまって一気に突っ込んでAsp東通路防衛を粉砕しAsp聖物回りを制圧します。
Asp側も盟主PT以外全員防衛態勢
双方勝負の刻印でしたが、ひめきさんの神ヒドラ(防衛メンバーの海空が見つけてメテオ撃ってるけど止まってないwww)
Aspは聖物回りを制圧されながらもツクヨミさんだけなんとか殺して阻止(みずちんのメテオの模様)
双方そこからバフ塔の取り合いへと
めっちゃくちゃ面白かったw
最後の勝負所の集中力でAspが勝り、2バフ確保
そして20秒刻印を決め切って2Rも勝利となりました。

ave2R pvp

残り10分~5分はAveがKD勝ってたんですね。
あそこは決め切られてもおかしくなかった。
その後のバフ塔取り合いからのAspがKD圧倒
本当に微差の戦いでしたが、この日はAspの気持ちが勝ったんだと思います。


ave 2R

2勝目を決め、第1回で届かなかった優勝を勝ち取る事がきました。

私の視点では、Aveにとって1R目の負け方がかなり悪かった(勝利目前で逆転された)のが、
そのまま2Rに出ていたとも思いますし、修正する時間も無かったでしょう。
AspとAveの勝敗を分けた差はやはり要塞戦練度の差だったと言えます。
布職や軽装職がバフ塔刻印してくれてたのはとても助かりました。
個人的にはパラディンやガデが弓持ってるのがめちゃくちゃありがたかったw
※弓持ってる時はヴェンジェンス及び行動阻害スキル打てませんからね
Aspには一度つかんだチャンスを逃がさないメンバー個々の経験値がありました。
そして個人のPSや要塞戦の練度でなんとか埋まるCP差まで投入したリアル資金(笑)
本当にみんなで踏ん張りきって 勝ち取った勝利でした。

LRT結果


本当に嬉しいという気持ち以上に、責任を果たせてホッとした。というのが正直なところです。
決勝2戦でのAspのPT名に、LRTで戦った血盟の名前を使わせていただいたように、
LRTは出場した全血盟だけでなく、出場目指したけれども出場できなかった血盟含めた、
とても多くのリネレボプレイヤーが一つでも上へ そして頂点へと目指した舞台でした。
毎日のキャラ育成の為の日課をこなし、高額な課金アイテムを買い、
共に日々を過ごした仲間たちと勝利を目指す。
これはどこの血盟も同じだったと思います。

ただ、決勝戦がリオナ鯖対決となったように、リオナ鯖は鯖移住日の4/27からLRTは始まっていた。
いつあるのかも告知も無いのに。
LRTで勝利するために、鯖内でも敵対となり、約7か月戦ってきました。

絶対あいつらに負けられねえぇ 勝ちたいんや
リオナ鯖で毎日その想いを胸に過ごした強さが、
この結果になったと思っています。


この第2回LRTを終えて、第3回に向けて早速始動されているチームもあると思います。
第3回はさらに各チームが要塞戦の練習を行い、強いメンバーを集め、とてもレベルの高い大会となるでしょう。
私は11/2に第2回LRTで勝っても負けても引退とツイートしておりました。
勝てる自信があったという訳ではなく、
こんだけやって(勝負できる血盟を作り、勝ちにこだわった作戦を鯖で実行)
これ以上はもうできないよ!!って言いきれるくらいやりきったからでした。
結果的に最高の結果を得られ、勝ち逃げすんな!!と言われても仕方ありませんが、
私はこの7か月間を超える情熱はリネレボではもう出せないです!!

LRTを見て、面白い、自分もやりたい!と感じた方、
非常に険しい道のりですが、頑張った分だけ最高に楽しいですよ!
第3回もリネレボプレイヤーの熱い想いがつまった素晴らしい大会となるでしょう。
今度は1観戦者として楽しみたいと思います。
次回の主役は今熱い想いを持っている そこのあなたかもしれない!!
楽しむためのゲーム 楽しんだもん勝ちです!

長くなりましたが

多くの方から、Aspirationsは応援をいただきました。
youtubeの公式放送見てても、一番応援いただいたと感じております。
ギラン時代から応援して下さった方々
リオナ鯖となってから出会って、攻城戦の投票なども応援いただいた方々
LRTの試合を見て、ファンになっていただいた方々
皆さんにこの場を借りて感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思います。

Aspirationsが大きく成長するきっかけとなった最初の壁であるLastRadiance血盟
中堅血盟だったころから共に高めあってきたGarden・Malicious血盟
ラスボスとして大きな壁であってくれたTheAvengers血盟
打倒Aveへリオナ鯖での日々を共に楽しく過ごした戦友RageEdge血盟
どれが欠けてもLRTで優勝までやってしまうAspirationsはできなかったでしょう。
その出会いに感謝を

最後に
たいして課金もできない酔っ払いながらリネレボやってるおっさん盟主についてきてくれたAspirationsの歴代メンバー全員に感謝を



リネージュ2レボリューション
Aspirations血盟主  siren